開催日時   2014年3月1日(土)
                第1部 研修会          13:00〜14:30
                第2部 愛知県予算案説明会 14:35〜15:35
                第2部 研修会          15:40〜17:00

      会  場   サイプレスガーデンホテル

自治体政策フォーラム愛知(仲敬助運営委員長)は3月1日、名古屋市金山のサイプレスガーデンホテルで春期セミナーを開き、約60人の自治体議員・候補者らが1年後に控えた統一自治体選挙にむけて熱心に政策研修に取り組みました。

 第1部 「暴走する地方自治 〜その後
         −「大阪都構想」「中京都構想」とは何だったのか?」
       講師 田村秀新潟大学教授

 第1部では新潟大学法学部長・田村秀教授を招き、「暴走する地方自治〜その後 大阪都構想、中京都構想とは何だったのか」をテーマに講演を聞いた。
 田村教授は2年前、大阪の橋本市長(当時は知事)、名古屋の河村市長ら改革派首長の巻き起こしたブームが、自治体が取り組むべき政策実現や議論をむしろ阻害している現状を鋭く分析し、「暴走する地方自治」として出版して話題を呼んだ。これ以降の経過を総括して、その旗印となった「大阪都構想」は、拙速な安直な区割り強行によって迷走し、「中京都構想」はその内容が単なる県と市の連携強化以上のものでなく、「大阪都構想」とはまったく共通点もないことが明白に。「道州制」も含め、行政システムさえ変えれば問題が解決するかのような論説に流されず、少子高齢化や、地方の経済・雇用の衰退に対応する具体的政策課題こそ重要と、力説した。

 第2部 「愛知県予算案説明」
        講師 愛知県総務部財政課 酒井寿幸課長補佐

 第2部は、愛知県財政課から、県の新年度予算案のポイントを市町村関連部分を中心にレクチャー。
  国の子育て世帯臨時特例給付金に上乗せする県の「子育て支援減税手当」の実施に伴う市町村実務などについて解説した。

 第3部 「民主党の社会保障政策の論点」
        講師 中根康浩 衆議院議員

 第3部は、民主党厚生労働部会の中根康浩衆議院議員が、国会で審議中の政府予算案に対する論点を説明。
  「5兆円の消費税引き上げ分はすべて社会保障の充実・安定化に向ける」としながら、充実に当てるのはわずか0.5兆円に過ぎず、財政再建(国債発行の抑制)に1.3兆円が使われる点を批判、民主党は社会保障充実にせめて倍の1兆円を振り向けるよう主張している。また、介護保険制度見直しで、「要支援」サービス給付を市町村事業に押し付けようとしている改悪を、介護予防の軽視につながりかねないなどと批判した。

 

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