開催日時   2007年11月29日(木)13:30

      会  場   レセプションハウス 名古屋逓信会館

11月29日、レセプションハウス 名古屋逓信会館にて今年度の秋期セミナーを開催しました。今年は2月の知事選で幕を開け、4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙と選挙が続いたため、諸事情を勘案し、1日間の日程で行いました。このような状況にもかかわらず、約70名の会員が参加され、改めて秋期セミナーの役割を再確認いたしました。

13:30、司会である近藤良三事務局長(愛知県議会議員)から開催が告げられ、かしわぐま光代委員長(愛知県議会議員)が開催の挨拶を述べさせていただきました。

 第1講座 「国政報告」及び「国会の動向と民主党の対応について」
        講師 大塚 耕平 民主党政策調査副会長

民主党政策調査副会長の大塚耕平参議院議員にお越しいただき、国政報告と今国会で民主党が参議院に提出した(または提出予定の)法案について、大変解り易くご講義いただきました。

衆・参議院のねじれ国会における様々な影響や、先の参議院選挙において民主党が参議院第1党になった事を受け、霞ヶ関(官僚)の対応に変化が生じたことなど、裏話を交えながら国会の現状を伺いました。
次に参議院に提出した法案について、概要と審議状況をご説明いただきました。すでに衆・参本会議において可決・成立している「被災者生活再建支援法改正案」をはじめ、それぞれの法案については現在、委員会や党内で審議中とのことです。また、マニフェスト3つの約束の内の1つである「農業者戸別所得補償法案」については参議院本会議にて可決・成立し、今後衆議院に送られるとのことです。(審議状況は11月26日現在)

 第2講座 「議会改革」
        講師 竹内 譲 四日市大学総合政策学部教授

第2講座には地方議会の改革と題し、四日市大学総合政策学部教授の竹下譲先生に演台に立っていただきました。戦後から現在までの地方議会を『眠』というキーワードを用い、ご説明いただきました。

昭和20年代の地方議会は自ら財源の工面が必要だった為、議員間の討議は大変活発に行われました。しかし、高度経済成長期以後、地方交付税と補助金が充実し、自ら財源を工面する必要がなくなるにつれて、執行機関は議会でなく、中央省庁に直結するようになりました。議員も議員間での討議から一般質問に変化いたしました。それを受け議会は「合議制の議会」から「議員の集合体」に変貌し、その結果、議会の機能は低下いたしました。いわゆる議会が『眠って』しまいました。
その後、地方分権一括法の施行をはじめ、自治体間の合併や財源の移譲など、地方分権という『目覚まし時計』にて目覚め始めましたが、まだまだ『惰眠』を続けているとご指摘をいただきました。会議規則の抜本的な見直しなど、全国画一的な「お仕着せ」ではなく、それぞれの議会に適合した改革を行わなければならないとご教授いただきました。改めて地方議会自身で「身支度」を整えなければならないと再確認させられました。

最後は副委員長の藤井篤保瀬戸市議会議員の総括で締め括られ、本年度の秋期セミナーは閉会いたしました。

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